基盤研究S

研究課題: ロイヤル・エピジェネティクス:社会性昆虫の超長寿化の分子基盤

研究代表者: 松浦健二 (京都大学大学院農学研究科)
  分担者: 鎌倉昌樹 (富山県立大学)
  分担者: Alexander Mikheyev (沖縄科学技術大学院大学)

研究期間:  平成25年度−平成29年度

研究目的:
 複雑で多様な寿命の仕組みを解き明かすことは、生物学の究極の課題である。従来の寿命研究では、線虫やショウジョウバエ、マウスなど各分類群の中でも短命なモデル生物を対象としており、劇的な「長寿」の分子機構については未開拓である。アリ・ハチ、シロアリなどの真社会性昆虫では、女王の寿命が数十年に上る種が稀ではなく、単独性昆虫の100倍の寿命をもつ。さらに、同じ遺伝子でも社会役割が異なればエピジェネティックな遺伝子発現の違いにより、数十倍もの寿命差が生じており、まさに寿命を制御する分子基盤の解明に絶好の材料である。本研究では、ゲノム・メチローム・トランスクリプトーム解析など最新の分子生物学的手法を駆使し圧倒的な「長寿」を可能にする分子基盤を解明し、寿命の進化ダイナミズムの統合的理解を目指す。





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